道徳教育実践論
教科化への対応
山崎真之・上田裕司・河野哲夫・細野千尋・雨森雅哉 共著
2018(平成30)年度以降、小・中学校では「特別の教科 道徳」(仮称)が、順次、実践されることになった。
私たちは、社会の変化、子どもたちの生活の変化、学校教育現場における変化等にどのように対応し、また文部科学省が求める新学習指導要項を意識した道徳教育の新たな在り方への要求にどのように応える必要があるのか。こうした課題意識から、変わる道徳教育の実践の在り方への提案を求める声が教育現場の教員からや、教員養成課程に携わる者からもあがっている。
本書は、道徳教育の理念と目的/道徳教育の実践/道徳教育実践の歩み/道徳性の発達と道徳教育/生徒指導としての道徳教育/特別活動と道徳教育/グローバル化と道徳教育/実践論という内容で、いま求められている実践的課題に答えと示唆を与えうる理論と実践的手法を著わしたものである。